希望

ここはどこでしょう♪(左下の階段が入口)


私の食のセミナーで、料理を作ってくれていたマスターが、
末期がんだと発覚したのが、昨年11月。
大腸・肝臓・肺・その他いろんな箇所に癌が散らばっていて、
お医者様も、どこから手を付けたらいいか苦悩されたのか、
実際の治療が始まるまで1~2か月かかったような記憶があります。

マスター自身にとって、夢半ばでの病発覚。
本当に・・・あの時のことは・・・(+_+)
父の病の時に比べると、いろんな意味で状況が複雑でしたので、私も本当に必死でした。

何も見えない闇の中で、すべての感覚を研ぎ澄まして、出口を探し続ける日々。
弱り切った細胞の一つ一つに「起きろ!起きろ!」と声を掛け続ける日々。
病の向こうにある過去の自分の心に向き合い、ひとつひとつを検証して修正していく日々。

「また料理をしたい」というマスターの強い生命力が、逆転復活を手繰り寄せました。

6月から、ここ「栁丁」で、営業を再開する予定です。
先日、ホームページ用の写真を撮りに伺いました。

↓料理の一部です。
(スマホ故障中の代替機で撮影したので、なんだかブレています)
 



まだ完治はしていませんし、治療は続けていらっしゃいます。
なので、営業は不定期でお昼のみになります。

ただ、マスター自身、この経験が転機となり、
料理はもちろん、すべてにおいて今まで以上の高みに達し、人生を謳歌されることと信じます。

ホームページのリニューアルができましたら、
改めてお知らせしますね。

それにしても、マスターの料理、ブランクを感じさせない、素晴らしく美味しかったです。

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