また頑張る

先の土日、県連盟の講師のお仕事がありました。
今年2回目で、昨年より受講者が増えて嬉しかったです。
 
若輩者の私を、講師に抜擢して下さった連盟の先生には、いつも暖かく励まされています。
 
私としては、講師である以上若輩者と言って甘えてはいけないと強く思うし、
太極拳を、そして、愛好者が少ない呉式を、なんとか楽しんでもらいたい、
そして、日常の教室で「呉式っていいよ」と、周りに教えたくなるようなお土産を持って帰ってもらいたいと
がんばってきました。
 
横浜から帰ってからは、ほぼ毎日練習していましたし、資料も作って、
今の自分がやれることはすべてやって臨みました。
 
当日は、広い体育館の中で3種類の拳式が同時に講座をやっていて、
他の拳式の講座の様子も互いに見えるし聞こえます。
 
私が、太極拳を始めた頃から・・・
もう、本当にヒドい太極拳をしている頃からお世話になっていて
久しぶりにお会いした大大大先輩の方が、別の拳式に参加されていたのですが、
休憩時間に「よかったね、主人もあなたの活躍を本当に喜んでいますよ」と、
声を掛けて頂いたときには、感極まってしまいました。
(ご主人は体調を壊されているとの話)
 
知っていること、やりたかったことはほぼ伝えたし、
私の太極拳に対する考え方もお話しできました。
私も止まることなく動いたけれど、受講者の方も休憩時間に自主的に復習されたりして、
幸せ感でいっぱいになった2日間でした。

講師や先生という言葉には、私は常々違和感を持っていて、
知って動いて感じてもらい、受講した方が自分の中に光を見出してもらえることが、
私の役割だと思っています。
かっこよくやることより、太極拳をやることで身体と心に「快」が湧き出すこと。
形は、その表現方法と思っています。
本人が「正しく快」であれば、それは外から見ても癒される姿だと思います。
試験でやらなければいけない太極拳がコンビニのお弁当だとしたら、
「快」の太極拳は家庭の味です。人それぞれに個性があっていいと思います。
個性を引き出すためにどうすればいいか、導くことができるようになりたい。

だから頑張りたいと思った。
精魂尽きたけど、頂くもののほうが大きかったです。
↓車麩カツ!




 


 
 
 
 
 
 

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